肌の仕組みを知ろう!

肌の基本的な仕組みを知って理解することが、正しいスキンケアの近道です

肌の基本的な仕組みを知る

time 2018/01/11

シミやしわ、たるみ等々…何かしら肌に悩みを抱えているという方は多いのではないでしょうか?
そのなかには、あれこれと化粧品をとっかえひっかえしたり、肌にいいといわれればなんでもすぐに試しているという人もいると思います。

しかし、やみくもにスキンケアを行っても、なかなか肌トラブルは改善することはできません。
自分の肌の状態を理解せず、化粧品の評判ばかり気にしていては、自分の肌の悩みに合った適切なスキンケアはいつまでたっても行うことはできません。

そこで、ここでは、自分に合った適切なスキンケアを見つけるため、肌の仕組みについてご説明いたします。

肌の仕組みを知ることで、自分の肌のどこに問題があるのかを把握することができ、適切なスキンケアを行うことができると思います。

 

皮膚の構造

皮膚の構造

皮膚は、大きく3つのエリアに分かれています。一番表面にあるのが「表皮」、その下にあるのが「真皮」、さらにその下に「皮下組織」というものが存在しています。
スキンケアにとって重要となるのは、「表皮」と「真皮」部分になりますので、その2つについて解説していきます。


表皮とは

表皮は、皮膚の一番表面の部分にあり、角質層、表皮細胞の層、基底層から構成されています。
表皮の一番上にあるのが角質層で、角質層は、表皮細胞が死んで角質化(角質細胞)したものによって出来ています。この角質層はいずれ垢となって皮膚から剥がれ落ちていきます。

角質層は、表皮内部の水分が逃げないようにしたり、外部の刺激から皮膚を守るバリアの役目をもっています。なので、あまりゴシゴシと顔を洗ってしまうと必要な角質まで落してしまい、乾燥しやすくなったり、刺激に弱くなってしまうので、洗いすぎには要注意です。

角質層の下には表皮細胞の層があります。外部からの刺激を神経に伝えたり、アレルギー反応を示したりと生きた細胞として活動しています。約2㎜の厚さで約65%の水分を含んでいます。

この表皮細胞は常に新陳代謝を繰り返しており、ターンオーバーにより約28日間で表皮細胞は死んで角質化し角質層の一部となります。

そして表皮細胞の層の下、表皮の一番下に位置するのが基底層。基底層には表皮細胞を生み出す働きがあります。また、この層には、シミの素になるメラニン色素を作り出すメラノサイトも存在しています。

 

真皮とは

真皮は、表皮の下に存在し、コラーゲン、エラスチンとよばれる線維とヒアルロン酸とよばれるゼリー状の物質から構成されています。

コラーゲンは真皮の主成分で約70%占めています。弾力をもった線維で真皮内に網目状にひろがっています。
エラスチンは、真皮の約5%占める繊維で、網目状にひろがったコラーゲンのつながりを支えています。
これらの線維が傷ついたり、減少したりすることで、肌は弾力を失いたるみやシワの原因になります。
ヒアルロン酸は、ムコ多糖類とよばれるゼリー状の物質で、網目状にひろがったコラーゲンの隙間を埋めるように存在してます。水分を保持する力が非常に強くみずみずしい肌を保つのに重要な成分です。
これらの3つの成分がバランスよく存在することで、みずみずしく張りのある肌が保たれます。

真皮を構成する「コラーゲン」「エラスチン」「ヒアルロン酸」は、線維芽細胞という真皮に存在する細胞によって作り出されています。

しかし、年齢とともに線維芽細胞の働きは弱くなり、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸が減少しやすくなってしまいます。コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸が減少すると、肌は弾力を失いたるみやシワの原因となってしまいます。

ちなみに、コラーゲンが含まれた化粧品は多く発売されていますが、真皮にまで浸透して、減少したコラーゲンをを補ったり、傷ついたコラーゲンを修復するというような効果はありません。あくまでも、表皮の保湿目的として化粧品にコラーゲンが配合されていると考えた方が良いでしょう!

 

以上、肌の仕組みついての解説でした。肌の仕組みをしっかり理解することで、自分の肌の悩みは皮膚のどの部分に対してケアしてあげればいいかを把握することできます。そうすれば、おのずと自分に必要な化粧品やスキンケア方法が見つかると思います。